ひな祭りの日をレディースデーにして考えたことやってみました|こんなだった、なんだかんだ3 【#1】

3月3日のひな祭り。ひな祭りといえば、女の子の健やかな成長を祈るイメージがありますが、実は年齢に限りはないそうです。
あらゆる女性が主役となるそんな一日を、なんだかんだ3では“レディースデー”として広くとらえて、神田ポートビルに関わるさまざまなメンバーと考えたイベントを開催しました。

題して、「なんだかんだ3 〜ひな祭りの日をレディースデーにして考えたことやってみます!〜」。
踊ったり、語ったり、ととのい尽くしたり。さまざまな身体や心に嬉しいことが集まって、生まれてまもないレディーから人生経験豊富なレディーまで、のびのびと過ごす一日となりました。

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●身体と創造力をとことん解き放てば、どこまでも踊れる
伊藤千枝子・篠崎芽美ワークショップ「なんだか不思議な体感」

神田ポートビル一階では、ダンサー・振付家の伊藤千枝さんと篠崎芽美さんによる、ダンスのワークショップ。心のそこから、身体のそこから、自由に、思いついたままに、感じたままに、あれやこれやと一緒になってダンスをしていきます。

ワークショップはたっぷりコースの1時間半。会場に集まったみなさんに一体何が起きるのか若干の緊張感がただよう中、「まずは体を洗っていきましょう!」という伊藤さんの明るい一言で、体をごしごしと洗うところからスタートしていきます。

自分の体中をさすったあとは、近くの人と背中、脇、お腹、お尻同士をごしごし。
不思議なポーズで体を寄せ合っていると、だんだんと笑いがこぼれていきます。

今度は床に寝転がって、誰かと出会ったらその人にごろんと乗っかってみます。
子どもも大人も一緒に乗っかりあって大はしゃぎ!

乗っかった後は、トンネルくぐったり自分がトンネルになったり。
みんなで大きなジャングルジムをつくってくぐっていきます。

一人をくぐる。

二人の間をくぐる。

複雑にくぐる。

とにかくくぐる!

くぐり、くぐられ数十分。
「くぐる」という一つの動きに対しても、
全身を使うとかなりのレパートリーができて新たな発見の連続です。

その後は、いろいろな足の数で歩いてみたり(0本や20本という難題も!)、
馬や象になってみたり。

どんどん創造性が広がっていき、みんなで作った大きなタワーは芸術的な仕上がりに。

最後は記念撮影をパシャリ!

伊藤さんと篠崎さんに誘われるまま、身体と創造力を解き放って踊った一時間半。
ほぼ初対面のみなさんでしたがえも言われぬ一体感が生まれていて、なんだか不思議な体感にたどり着いたような光景が見られました。

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● 意外と身近にある薬草の味に出会う
新田理恵(tabel)「薬草のちから」

ダンスワークショップの隣では、伝統茶「tabel」の薬草調合師・新田理恵さんによる薬草茶shopがオープン。
独自のアプローチで薬草茶の味わい方や薬草のある暮らしを提案する新田さんが、一人ひとりに合わせてブレンドティを淹れてくださり、日本の薬草茶の世界を味わえます。

はじめて薬草茶を飲む人向けに用意してくださったのは、月桃、よもぎ、はす、黒文字と生姜、葛、紅花、金木犀の中からそれぞれ一種類の薬草を選びます。
効能で選ぶのはもちろん、どれも身体にいいので香りで選ぶもよし。

日本中をリサーチし回って選んだという、厳選された薬草でいただく一杯はよく染みる。45都道府県までコンプリートしていて残るは埼玉と宮城のみなのだとか。

「金木犀や紅花などはじめて薬草茶を飲む方にも馴染みのあるものをご用意しましたが、道を歩いていても薬草って意外とたくさんあるんです。これまで機会がなかった方も、身近なものとして楽しんでほしいですね」と新田さん。
聞き慣れた草木でも、味や効能を知るだけで風景の見え方がぐっと広がりそうです。お客さんも新田さんの解説に聞き入って薬草の世界に引き込まれていました。

#2へ続く

Text/Edit: Akane Hayashi
Photo: TADA(YUKAI), Mariko Hamano

#2「食+デザイン」|アートディレクターの秋山具義さんと、地元・秋葉原をめぐり直す。後編

「〇〇のおともに」をテーマに、あるものとあるものをたし算することで広がる神田のたのしみ方を、その道のプロフェッショナルをお迎えして紹介する「おともにどうぞ」。

第二回のゲストは、アートディレクターの秋山具義さんをお迎えし、具義さん縁の場所や最近気になるスポットを巡りながら、今と昔の神田の話を聞いていきます。

あらゆる食とデザインに触れてきた具義さんだからこそ見える神田のおもしろみとは? 多忙なはずなのにとにかく情報収集力がものすごい具義さんと歩いてみると、ちょっとした散歩でも思わぬ発見にあふれたひとときになりました。

前編はこちら

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 ●店のデザインってここが面白い

具義さんが初めてお店のデザインをしたという
ご実家でやっていた“お好み焼き アッキィ”の、カエルのロゴマーク

神田祭のポスターを通して地元を応援し続けている具義さんですが、最近では広告界きっての美味しいもの好きということもあり、お店のデザインを手がけることが増えているそうです。
お店もまた人の想いがこもった場所。どのようにデザインに向き合っているのでしょうか?

「やっぱり看板が大事。ネオンなのかのれんなのか、外からどんな風にお店の名前を見せるのかを一番考える。
よく行く店のスタッフさんが独立されたり、新店を出すときにオファーされることが多いけど、相談してくれる人がどんなお店にしたいのか、好きなロゴとかイメージしているロゴがあるか、ちゃんと会話して聞かないといいものはできないよね」

かたちにする前に、相手の思いをしっかり引き出すこともアートディレクターの大きな役割。この日もデザインの仕事ではないものの、ほたて日和の店主にいろいろと質問をしておしゃべりが弾んでいた具義さん。作り手との対話に長けている姿が印象的でしたが腑に落ちました。

「店名を考えることも結構あって、住所が南青山七丁目だから”南青山 七鳥目”とか、警察署の横にあるから“Buger POLICE”(バーガーポリス)とか、オーナーが若い頃サッカーをしていてポジションがライトウィングだったから“右羽”(うう)になったりとか、いろんな方向で案を出すんだけど、意外とひょんなところから決まったりする。
Buger POLICEなんかはお客さんがお店に行ったことをSNSで『出頭してきました!』って言うようになったりしてるんだけど(笑)、その場所らしいコミュニケーションが生まれるのもいいよね」



 ●とっておきの日の手土産は「竹むらの揚げ饅頭」

さて神田・佐久間町界隈を中心に具義さんの庭をそぞろ歩いたあとは、お世話になっているある方への手土産を買いに、具義さんお気に入りのお店に向かうことに。池波正太郎はじめ、多くの食通に愛された1930年創業の甘味処『竹むら』で、名物の揚げ饅頭を買います。

連続テレビ小説『虎に翼』でヒロインの寅子が度々訪れる
甘味処『竹もと』は、ここ『竹むら』がモデル。

『竹むら』の揚げ饅頭は、具義さんにとっては「ここぞ」という時の手土産なのだそう。
大学時代、アートディレクターである友人の青木克憲さんとともに、グラフィックデザイン界の巨匠・仲篠正義さんに作品を見せに行くというときも、『竹むら』の揚げ饅頭を持っていったという勝負土産です。

そんな思い出を振り返りつつ到着したのは…

ジャン!ほぼ日の本社!

ごめんくださ〜いとエレベーターを上がると、糸井重里さん!

具義さんはほぼ日のキャラクター「おさる」もデザインしていて、糸井さんとはほぼ日刊イトイ新聞の創刊当初からのお仕事仲間。しかし、実は具義さんが広告業界を目指したきっかけは、広告や雑誌やテレビで活躍していた糸井さんに憧れたからなんだそうです。

揚げたてで熱々の揚げ饅頭を見て
「なんかこう見ると卵の天ぷらみたいだね」と糸井さん。

さっそく竹むらの揚げ饅頭をお渡しすると、「これめちゃくちゃ甘いんだよね〜。しかも揚げたてじゃない」と目を細める糸井さん。熱々の揚げ饅頭を続けざまに2つ、ぺろっと食べてくれました。

揚げ饅頭をほおばりながら近況をお話しするお二人。

「糸井さん、今日僕ら“ほたて日和”に行ったんですよ。めちゃくちゃ美味しかったです」
「あ、あの昆布水のところ? いいねぇ。神田のつけめんと言えば、金龍もうまいんだよ」
「(食べログを開いて)あ、行きたいマークつけてるところだ」
「俺はさ、今日ついに行ったんだよ。謎のうなぎ屋。メニューがない店でさ、でね……」

と、神田のグルメ情報や、最近の店の変なシステムとか、トンカツとかうどんとか食の話で大盛り上がり。年を重ねても衰えることなき好奇心と情報収集力。さすがです!

具義さん愛用の2024年度版「ほぼ日手帳」に
「超素敵」の言葉を添えてサインを書く糸井さん。
この儀式は毎年行われているそうで昨年は「豆大福」だったそう。

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ほぼ日を出た我々は、本日の最終目的地、神田ポートビルに到着。お疲れさまでした!

ゲーム、アニメ、漫画、アイドル。さまざまなカルチャーが渦巻くまちで、具義さんはどう過ごしたのか想像しながらまわった今回の散歩。
たった数時間の散歩でしたが、個人的な思い出とともに立ち上がる風景を見ると、まちから具義さんへ脈々と流れる血筋ならぬ地筋を感じました。

お話の中では、作品にしても食にしても、膨大な数をキャッチしていることが印象的だった具義さん。そしてただ受け取るだけでなく、その「良さ」の理由を見渡して捉えるアートディレクターたる姿勢に、ものごとを広く深く楽しむヒントがありました。
幼少期から秋葉原カルチャーを浴び続けることで培われた業のようでもありますが、そんな眼差しを少しでも意識してみると、一皿の食事もぐっと豊かなものになりそうです。

さて、次は神田でどんな〇〇+〇〇をたのしみましょうか。


Text: Miyuki Takahashi
Edit: Akane Hayashi
Photo: Masanori Ikeda(YUKAI)

#2「食+デザイン」|アートディレクターの秋山具義さんと、地元・秋葉原をめぐり直す。前編

カレーの街として名高い、神田。学生が本を片手に、スプーン1本で簡単に食べられるということから、カレーの需要が高まったという。読書のおともにカレー、新幹線旅行のおともに駅弁、ドライブのおともに音楽。おともがあると、楽しみもぐっと増す気がします。この企画では「〇〇のおともに」をテーマに、あるものとあるものをたし算することで広がる神田のたのしみ方を、その道のプロフェッショナルをお迎えして紹介します。

第二回のゲストは、アートディレクターの秋山具義さん。広告、パッケージ、ロゴ、キャラクターデザインなど幅広い分野でアートディレクションを行うかたわら、広告界きっての美味しいもの好きとしても有名な具義さんですが、実は神田佐久間町のご出身。秋葉原周辺で漫画やゲームに囲まれた幼少期を送ってきたそうです。

今回は、そんな具義さん縁の場所や最近気になるスポットを巡りながら、今と昔の神田の話を聞いていきましょう。
あらゆる食とデザインに触れてきた具義さんだからこそ見える神田のまちやお店のおもしろみとは? 多忙なはずなのにとにかく情報収集力がものすごい具義さんと歩いてみると、ちょっとした散歩でも思わぬ発見にあふれたひとときになりました。

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●ホームタウン・神田佐久間町。
電気街のそばで過ごした幼少期を振り返る。

本日のスタート地点は、秋葉原駅の昭和通り改札前。電器屋がぐるりと囲む秋葉原のど真ん中ですが、ここは具義さんのホームタウンです。
全員集合していざ出発と歩き始めて10秒、さっそく第一思い出スポット発見! 駅前の「秋葉原公園」で足を止めました。

「昔はここらへんに大きいロケット型の遊具があってさ」と具義さん。
今はベンチとちょっとした緑がある広場ですが、かつては遊具もあり子どもたちの間で「ロケット公園」と呼ばれて親しまれていたそうです。

「この辺りは公園が結構あって、よく行っていたのは佐久間公園。ラジオ体操しに夏休みは毎日通ってたね。しかも近くに美味しいパン屋があって、帰りに必ずあんぱん買ってたんだよ。小学校から帰ってきて公園に行く前に立ち食いそば屋でコロッケそば食べるのにハマってた時期もあったなぁ」
とおもむろに歩き始め、佐久間公園に向かいます。

道中、この辺りには
漫画『月下の棋士』の舞台となった将棋倶楽部や
メロンソーダ飲み放題のゲームセンターがあったことなど、
知る人ぞ知るディープな情報が次々飛び出します。
佐久間公園近くの「青島食堂」は
具義さん行きつけの人気ラーメン店。
新潟5大ラーメンの、長岡生姜醤油ラーメンが食べられる。
昨年末には1時間半並んで食べたほどお気に入りだそう。

駅から300メートルほどの距離を濃密に歩いたところで佐久間公園に到着。カラフルな新しい遊具のある公園ですが、歴史は古く、片隅にお稲荷さんが祀られているのが特徴的です。

「当時はブランコに乗りながら時計塔を狙って靴飛ばししてたなぁ」
と具義さんが振り返りながら公園を見渡すと、なにやら立派な石碑が。なんの気なしに覗いてみるとびっくり。

ここ佐久間公園はなんと、ラジオ体操会発祥の地!
1928年に国民の健康増進のためにテレビ放送を通して広まったラジオ体操ですが、朝に集まって体操を行う「早起きラジオ体操会」を全国に先駆けて始めたのがここ佐久間公園というわけ。
具義さん、すごい由緒正しき公園でラジオ体操していたんですね。

そんな秋葉原のど真ん中で育った具義さん。このまちでいったいどのように過ごしてきたのでしょうか?

「小学生の頃は、ジャンプ、マガジン、サンデー、チャンピオン、キングあたりの少年漫画雑誌はほとんど読んでたよ。アニメージュやジ・アニメっていうアニメ雑誌も愛読していて、漫画・アニメ好きだったな。中学に入るとアイドルも追いかけるようになって、伊藤つかさ、石川秀美、林紀恵と、ファンクラブに三つ入ってた。
あとは電気街が近所だったからゲームセンターによく通ってて、インベーダーゲームなんか40分くらいゲームオーバーなしでプレイし続けたこともあったな。ヘッドオンっていうゲームが好きで、すごく音がいいからいまでもたまに聞きたくなるね」

まさにあらゆるカルチャーを網羅していた具義さん。秋葉原がゲームやアイドルのまちとして知られるようになる前の時代なので、アキバ系のはしりと言えます。
作品やコンテンツをキャッチする量の膨大さがいまの具義さんの活動につながっているように思えますが、その類稀なるスキルはこのまちで育ったことで培われてきたものなのかもしれません。



 ●地元に誕生した注目グルメ。行列必至のつけ麺をいただく

公園をぐるりと回ったところでお昼の時間に。具義さんがいま一番気になっているという佐久間町の「Tokyo Style Noodle ほたて日和」へ向かいます。

「ほたて日和」は2022年12月にオープンしたばかりですが、有名ラーメン情報サイトのランキングで1位を獲得したこともあり、テレビでも度々取り上げられる超人気店。この日は編集部が朝8時に並んで記帳しておいたためランチタイムぴったりにお店へ入れましたが、事前予約必須の代物。具義さんも嬉しそうです。

この日注文したのは「特製 帆立の昆布水つけ麺 黒【醤油】」。
割烹かと思うほど盛り付けが美しく、昆布水に浸った麺が光輝いて見えて期待が高まります。
お店の方が美味しい食べ方を丁寧にレクチャーしてくださり、言われた通りの方法でいただきます。

はやる気持ちを抑えて、
いただく前にスマホでぱしゃり。
真俯瞰で構えるのがおいしく撮るポイント。

最初は、店名にもなっている北海道産帆立のカルパッチョを一口いただいてから(当然美味!)、次にぬるぬるの昆布水に絡んだ三河屋製麺の麺をそのままいただきます。

昆布水の旨味とぬめり、こしのある麺の食感が合わさって、何もつけてないのに抜群の美味しさ。ここに鰹塩やわさび、ディル(さわやかな香りとほろ苦さを持つセリ科のハーブ)などで味変しながら麺とトッピングを楽しみます。

美味しすぎてどんどん食べ進めてしまいますが、つけダレで食すのも忘れずに。マイルドなつけダレでいただく麺も当たり前ながら最高です。さらに、味変効果の高いトリュフオイルを絡めて麺だけを楽しみ、最後はスープ割りを堪能しました。

店主の及川さんと。ごちそうさまでした!

味の変化を感じながらいろんな食べ方を楽しんだからか、コース料理を食べ終えたかのような満足感!
「めちゃくちゃ美味しいし食べ方も楽しいし、すごかった!」と具義さん。気さくな店主とのおしゃべりも弾み、充実度たっぷりのひとときになりました。

味はもちろん、食べるまでのプロセスや作る人の背景など、「美味しい」という気持ちに少し立ち止まってそのまわりを眺めてみる。そんな具義さんの眼差しに、広く深く食を楽しむヒントを感じられました。



●“中の人”として続けてきた神田祭の町会ポスター制作

昼食後は秋葉原を抜けて、
旧3331 Arts Chiyoda(現ちよだアートスクエア)へ。
旧練成中学校の校舎を改修してできた建物ですが、
なんとここが具義さんの母校。

佐久間公園やほたて日和のある神田佐久間町は、まさに具義さんが生まれ育ったまち。通っていた小・中学校へをめぐりながら、30年近くボランティアで作り続けている神田祭の佐久間3丁目ポスターについて聞いてみました。

「ポスターは1991年くらいからやってるかな。まだ広告代理店に勤めていた頃に近所の知り合いにお願いされて引き受けたんだよ。会社の仕事とは違うところで、自分で自由にデザインしたいと思っていた時期でもあったし。
あと、自分の地元に関わるデザインをしている人はたくさんいるけど、町会という規模でやってる人はなかなかいないでしょ? 町会くらいの距離感になると本当に中にいる人じゃないとできないことだし、そこに取り組むのはおもしろいと思ったんだよね」

江戸時代から続くこのまちの一大イベント・神田祭。具義さんもポスター制作だけでなく、神輿担ぎや子供神輿のサポートなど、町会の一員として担当したこともあります。

「デザインは毎回3〜4案出してるけど、30年以上デザインを続けているともうネタが尽きて大変なんだよ(笑)。だから、ポスターに入れる要素と、赤と黒の2色刷りというルールは決めておいて、その時代に合わせた内容でデザインを考えるようにしてる」

例えば令和5年度版では、コロナ禍を経て久しぶりの開催だったため、「かつげるって、しあわせ。」のコピーと涙を流すイラストがデザインされました。

「あと、普段の広告の仕事だと看板にきれいに掲示されるけど、町会のポスターはまちの人たちが自分の家や店先とかフェンスとかにベタベタと貼っていて、そういう風景もいいんです」

そこで暮らす人の思いを汲み取って、まちに一体感を作ってきた神田祭のポスター。そこには、30年以上関わり続けている具義さんとまちとの長く培われてきた信頼関係が感じられました。


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まだまだ続く具義さんとの散歩。
後編ではお店のデザインについてお話を伺いながら
具義さんがお世話になっているというあのお方に会いに行きます。

後編に続く


Text: Miyuki Takahashi
Edit: Akane Hayashi
Photo: Masanori Ikeda(YUKAI)

神田いらっしゃい百景|BOOK SHOP 無用之用

神田の街を歩くと次々に目に飛び込んでくるお店たち。色とりどりの看板や貼り紙は、街ゆくすべての人に向けて「いらっしゃい」と声をかけているようで、街の人の気風を感じることができるでしょう。

神田いらっしゃい百景は、街に溢れる「いらっしゃい」な風景をご紹介します。

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BOOK SHOP 無用之用
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-21−2 一和多ビル2F
アクセス:
地下鉄神保町駅A7出口より徒歩2分

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訪問者 林亜華音
オープンカンダ編集スタッフ。
共同店主の美帆ちゃんは学生時代のインターン仲間。
こんなに愛される場所をつくってるなんてしびれる!

フォトグラファー 池ノ谷侑花
オープンカンダ撮影スタッフ。
神保町よしもと漫才劇場から歩いて3秒のところにあるお店。
ライブ終わりはここに決まり

神田いらっしゃい百景|喫茶プペ

神田の街を歩くと次々に目に飛び込んでくるお店たち。色とりどりの看板や貼り紙は、街ゆくすべての人に向けて「いらっしゃい」と声をかけているようで、街の人の気風を感じることができるでしょう。

神田いらっしゃい百景は、街に溢れる「いらっしゃい」な風景をご紹介します。

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喫茶プペ
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-13-11
アクセス:
地下鉄竹橋駅より徒歩5分
地下鉄神保町駅より徒歩7分

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訪問者 林亜華音
オープンカンダ編集スタッフ。
プペさんのロゴ、よく見ると
半濁点の中がオレンジと紫になっていておしゃれ

フォトグラファー 池ノ谷侑花
オープンカンダ撮影スタッフ。
二代目店長の原さんは、
専門学校(桑沢デザイン研究所)の大先輩!

なんだかんだ2って結局なんだった?|
#1 協力と許可と仲間と資金と

2023年11月3日。
神田錦町にて、路上実験イベント「なんだかんだ2」が開催されました。
第一回目を春先に開催してから半年足らず。
前回の手応えと反省を活かして、
パワーアップした第二回目となりました。

路上に畳を敷き詰めて、さまざまなものごとに出会うそのイベントは
どのようにできて、どんな場所を目指していたのでしょうか。
なんだかんだ2って、結局なんだった?
その疑問に、オープンカンダ編集部が迫ります。

INDEX
#1協力と許可と仲間と資金と
#2 盛りだくさんすぎる演目。みんな何やってた?
#3 クリエイティブディレクターに聞く。これからのなんだかんだ

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プロローグ

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#1
協力と許可と仲間と資金と

神田での路上実験イベントとして立ち上がった「なんだかんだ」。前例がなく、規模の大きい取り組みゆえ、実現はまさに修羅の道でした。
その中で必要となったのが、公共の場で新しい取り組みを始めるにあたって不可欠となる「協力」と「許可」、そして取り組みをより良いものにするためにあると嬉しい「仲間」と「資金」です。

なんだかんだもこれらを地道に集めることで開催にまで至ったわけですが、その裏側を知るのは運営メンバーのごく一部だけ。けれど、こうした取り組みをもっと広く参考してもらえれば更なる街の活用につながるかもしれません。
そう思い立って、なんだかんだ2の開催に先駆けて、開催までの過程を事細かに明らかにしてしまう「なんだかんだプロセス展 ~どのようにして実現できたの?〜」を実施しました。
展示の様子とともに、開催までの過程をご紹介します。

前身となる路上活用の取り組みからはじまりつつ、千代田区による実証実験の公募への落選という苦難の背景があったなんだかんだ。

その後、神田プレイスメイキング実行委員会を発足して体制を整え、実現に向けた千代田区とのすり合わせを重ねていきます。道路という公共空間を使用するとなると、千代田区だけでなく警察や町会などの協力も必要になり、各関係機関への許可申請のプロセスまでつまびらかに大公開。
展示には許可申請書の原本まである驚き!

さらにクラウドファンディングの実施や開催後の来場者アンケート、今後の運営体制など、継続的に続けるための仕組みも明らかにしました。

この街の課題は何か、これをやると誰が嬉しいのか、道路占有よる問題はないか。ひとつひとつ向き合って資料にまとめて各所に説明し、課題点をクリアにしていく。
地道なことですが、膨大な資料はそれらに費やされた時間や労力、さまざまな協力があったことを雄弁に物語っていました。こうしたプロセスを明らかにする展示は今後も路上実験イベントに合わせて継続していく予定です。

そんな流れを経て開催することとなったなんだかんだ2。実際にどんな空間になったのでしょうか。

#2に続く

Text/Edit/Manga: Akane Hayashi
Photo: Yuka Ikenoya(YUKAI)

神田いらっしゃい百景|廣瀬與兵衛商店

神田の街を歩くと次々に目に飛び込んでくるお店たち。色とりどりの看板や貼り紙は、街ゆくすべての人に向けて「いらっしゃい」と声をかけているようで、街の人の気風を感じることができるでしょう。

神田いらっしゃい百景は、街に溢れる「いらっしゃい」な風景をご紹介します。

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廣瀬與兵衛商店
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-17 廣瀬ビル1F
アクセス:
地下鉄竹橋駅 3b出口より徒歩5分
地下鉄神保町駅 A9出口より徒歩5分

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訪問者 林亜華音
オープンカンダ編集スタッフ。
いろいろと落ち着いたら
炭火できりたんぽを焼く暮らしがしたい。

フォトグラファー 池ノ谷侑花
オープンカンダ撮影スタッフ。
とりあえず炭持ってきたよー!と言いながら現れる、
焚き火が趣味な友人がいる。

神田いらっしゃい百景|学士会館

神田の街を歩くと次々に目に飛び込んでくるお店たち。色とりどりの看板や貼り紙は、街ゆくすべての人に向けて「いらっしゃい」と声をかけているようで、街の人の気風を感じることができるでしょう。

神田いらっしゃい百景は、街に溢れる「いらっしゃい」な風景をご紹介します。

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学士会館
〒101-8459 東京都千代田区神田錦町3-28
アクセス:
地下鉄神保町駅 A9出口より徒歩1分
地下鉄竹橋駅 3a出口より徒歩5分
JR御茶ノ水駅 御茶ノ水橋口より徒歩15分

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訪問者 林亜華音
オープンカンダ編集スタッフ。
学士会館の扉の「引」の文字がかわいくて
キーホルダーにしてほしいです。

フォトグラファー 池ノ谷侑花
オープンカンダ撮影スタッフ。
推しが学士会館で撮影していたことがあり
行くたびにハッピーな気持ちに!

神田いらっしゃい百景|SOCIAL GOOD ROASTERS

神田の街を歩くと次々に目に飛び込んでくるお店たち。色とりどりの看板や貼り紙は、街ゆくすべての人に向けて「いらっしゃい」と声をかけているようで、街の人の気風を感じることができるでしょう。

神田いらっしゃい百景は、街に溢れる「いらっしゃい」な風景をご紹介します。

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SOCIAL GOOD ROASTERS 千代田
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町1-14-13
LANDPOOL KANDA TERRACE 2F
アクセス:
地下鉄神保町駅より徒歩6分
地下鉄小川町駅より徒歩2分
地下鉄淡路町駅より徒歩2分
地下鉄新御茶ノ水駅徒歩2分

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訪問者 林亜華音
オープンカンダ編集スタッフ。
豆を挽く香りを嗅ぎたくて
積極的にお客さんにコーヒー出す担当をしていた新入社員時代。

フォトグラファー 池ノ谷侑花
オープンカンダ撮影スタッフ。
来世はコーヒーが飲めるようになりたい!

なんでもアカデミック!|聖地であり、沼。カレーから見る神田の街

「学問の街」と呼ばれる神田。
それは大学や書店が多く集まっていることから来ていますが、学問という言葉が「知の体系」を意味するように、人々の学びへの熱量が絡み合ってきた街、とも言えます。

「なんでもアカデミック」は、そんな学びが深く根づくこの街で、多様な分野で活動する方々とあらゆるものをアカデミックに捉えて掘り下げていく企画です。

第一回目は、神田といえば学問よりもこの印象の方が濃いであろう「カレー」がテーマ。
ゲストには「神田カレーグランプリ」の発起人である中俣拓哉さんを迎え、神田と秋田を拠点に“学びのアップデート”に取り組むナビゲーターの丑田俊輔さんとともに、グルメな視点とは異なる角度で掘り下げていきます。
さあ、聖地であり沼でもあるカレーの街へ繰り出しましょう。

中俣拓哉さん

神田カレー街活性化委員会委員長/株式会社ロハスコミュニケーションズ代表。2006年、東京・神田でサプリメントや化粧品の企画製造販売会社を起業したのをキッカケに、神田の街づくりに関わるようになる。2011年秋に第1回神田カレーグランプリを企画・実施。加えて2014年より神田カレー街食べ歩きスタンプラリーを毎年開催している。今ではカレーの素晴らしさに魅了され、カレーの街としての神田を広めるとともに、日本文化としてのカレーを世界に発信していきたいと考えている。

丑田俊輔さん

神田錦町の公民連携まちづくり拠点「ちよだプラットフォームスクウェア」を運営。日本IBMを経て、新しい学びのクリエイティブ集団「ハバタク」を創業し、国内外を舞台に様々な教育事業を展開。2014年より秋田県五城目町在住。遊休施設を遊び場化する「ただのあそび場」、住民参加型の小学校建設や温泉再生、コミュニティプラットフォーム「Share Village」等を手掛ける。幼少期は頻繁に父に連れられて、神田神保町で書店とカレーを嗜んでいた。

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INDEX

STUDY1 カレーは社会のコモンズ
STUDY2 カレーから見る街の境界線
STUDY3 神田は趣味嗜好を掘り下げる街
余談 神田~飯田橋エリアの「カレー散歩」

●STUDY1 カレーは社会のコモンズ

神田カレーグランプリは2011年からスタートし、参加店舗は125店(※2022年度)にものぼります。IT企業が集積するシリコンバレーのように、神田はもはやカレー文化圏として先端的な場所とも言えるのではないでしょうか。

丑田 僕は神田の他に秋田にも拠点があるんですが、実はそこでまちのカレー好きを集めて古民家で食べる企画をやってるんです。神田の規模とはまったく異なりますが、カレーはおじいちゃん、おばあちゃんから子ども達まで垣根なくつながることができるプラットフォームだなと感じます。
神田カレーグランプリも「カレー」というコンテンツだからこそのパワーが働いていると思うのですが、中俣さんがカレーを中心に企画しようと思ったきっかけには何があったんですか?

中俣 私はもちろんカレーが好きです。けれど、カレーマニアだからイベントを立ち上げようとしたわけではないんですよ。
元々は15、6年前に起業したばかりの頃、たまたま神田の活性化の仕事に関わることになり、B級グルメとカレーを掛け合わせたイベントを企画したんです。ところがお客さんの反応はカレーにばかり集中していて。そんなにみんなカレーが好きなら、いっそカレーだけを集めた企画をしようと思ったんです。

丑田 カレー縛りとはいえ、参加している店舗はかなり幅広いですよね。

中俣 最初の3年くらいは20店舗集めるのもやっとでしたが、いまでは120店以上に増えました。独立店や専門店だけでなく、チェーン店やおそば屋さんもいますね。「美味しいカレーを食べてもらおう」という思いがあれば、どんなジャンルのお店でもOKというスタンスです。

丑田 その寛容さってすごく重要ですよね。思いがあれば何でも誰でもOKという枠の広さによって巻き込まれる人もいるでしょうし、なんだか神田カレーグランプリの求心力が見えた気がします。
あと、神田だけでなく、下北沢・十条・金沢・横須賀など、さまざまな地域でカレーで街を活性化する取り組みが広がっていますよね。

中俣 そうですね。このイベントの良いところは、似たことをしていても競合にならないんですよ。

丑田 おお、なるほど…!

中俣 積極的に真似してくださいと言っているくらいです。下北沢が盛り上がっているからといって、神田が下火になることはないんです。むしろ各地と連携を取れるところがすごくいいなと思いますね。

丑田 いまのお話、カレーとアカデミックというテーマにすごく繋がる気がします。
神田は「学問の街」と言われているように、大学が多くあって、全国から人が集まって、学んで、交流して、また散っていく、というのを繰り返してきたアカデミックな土壌がありますが、神田で育まれた知が広まっていく様子が神田カレーグランプリの動きとすごく似ていますよね。

基本的に教育機関で研究されたことはオープンソースとなって、社会のコモンズとなりますが、カレーグランプリの仕組みもまさにそれだなと。
ベースとなる取り組みをリスペクトしつつ、それぞれ自由に使って盛り上げていこう、というスタンスってとてもアカデミックですよね。
思いがけずテーマに着地できました(笑)

●STUDY2 カレーから見る街の境界線

そんな神田カレーグランプリが展開するスタンプラリーの地図を見ると、まず気になるのはその範囲。店舗の数はさることながら非常に広範囲です。確かに神田は広いけれど、明らかにそれ以上に広いのでは…?

(神田カレー街食べ歩きスタンプラリー MAP)

中俣 エリアについてはよくご指摘を受けます(笑)ただ、イベントの目的は街を盛り上げること。神田で一番を決めることではないんです。なので旧神田エリアを中心に、神田から少し離れたお店も加盟しているんです。

丑田 日本橋や飯田橋まで入ってますもんね。

中俣 実際に参加する人は『神田はここからここまでだ』と細かくエリアを意識しませんし、厳密に線引きをしても誰が得するわけでもありません。それよりも美味しいカレー屋さんを知ることができればwin-winだと考えています。

丑田 確かにそうですね。日本のカレーはいろいろなジャンルがあって、世界一自由なスタイルだと思うんです。さまざまな文化をミックスさせて良い塩梅を探す独自の島国での進化をしていて、ルールもありません。
そういうカレーが持つ自由さや自然発生的に何かが生まれるところが、このイベントのあり方に繋がっている気がしますね。カレーグランプリを通して神田を見ると、自由でいいなあと思います。

●STUDY3 神田は趣味嗜好を掘り下げる街

ここまでカレーの自由さが街を盛り上げる機能として大いに影響していることが見えてきました。ところでなぜ、神田という街にここまでカレー文化が根付いているのでしょうか。

中俣 神田の特性とカレーがマッチしているのだと思いますね。古本・スポーツ・楽器や、秋葉原方面まで足を伸ばすとアニメ・マンガなどの文化も混在するこのエリアは、個人の嗜好を追求して楽しむ街と言えますよね。
カレーもそうで、それぞれ好きなカレーは違います。家庭のカレー、ナンで食べるインドカレー、スパイスの効いたカレーやボンディのような欧風カレーもある。そういった趣味嗜好にこだわりを持つ人との親和性があると思いますね。

丑田 そう聞くと、カレーっていかようにでも探究できる「偏愛のプロダクト」ですよね。
神田にはつくり手からカレーファンも集まっていて、熱烈なコミュニティがカオスに混在しているおもしろさがあります。

中俣 本好きに行きつけの本屋さんがあるように、カレーにもそれぞれの行きつけがありますもんね。

丑田 そこに対して神田カレーグランプリは、スタンプラリーのようにコミュニティをホッピングするような仕掛けもあって、それぞれの文化が溶け合うような感じもします。

中俣 新しいカレーと出会うのって楽しいですからね。スタンプラリーも120店以上ありますが、すべて制覇するマイスターも結構いるんですよ。
参加者の熱も年々高まっていて、追求しがいのある街ですね。

●余談 神田~飯田橋エリアの「カレー散歩」

神田とカレーの話を深めた後は、実際に街に繰り出すことに。
まずは、神田カレーグランプリの聖地とも呼ばれるイベントの会場、小川広場に向かいます。

道すがら見えてきたのは、『神田カレーグランプリ』初回での優勝店「ボンディ・神田小川町店」。笑顔で何かを指さす中俣さん。

よくよく見ると

第一回目の賞状が飾ってあります。
はじめたばかりの頃は参加店を集めるのに苦労したそうですが、回を重ねるごとに重みを増す賞状です。

道中も、スープカレーが美味しいバーや最近できたスパイスカレーのお店など、あちこちの情報を教えてくださいます。
普通に歩いてるだけだと気付けないお店もあり、街にカレーが潜んでいる感じが探究心をそそります。

ビルの間を進んでいくとぽっかりひらけた空間に到着。ここが神田カレーグランプリの会場、小川公園です。
「今年は3年ぶりの開催でどのくらいご来場いただけるのか不安でしたが、入場規制を行いながらも2日で3万人以上の方に集まっていただけました。小さなお子さんからご年配の方までカレーを楽しんでいるたくさんの笑顔をみると、やっぱり食のイベントっていいなってあらためて思いました」と中俣さん。
マイスターやカレー好きのボランティア、近隣の学生の方が手伝ってくれるようで、街全体でイベントをつくっている感覚だそうです。

続いて、激戦区へ。

「スパイスキッチン」「ヒナタ屋」「エチオピア」「鴻」「豚バルピッグテイル」「べっぴん舎」「キッチンカロリー」「MAJI CURRY」と、新旧織り交ぜた有名店が並びます。

「この並びはアツい。古びた店構えも美しいですね…」と、絶景を眺めるような二人。

その後もカレー店を何度も横切っていきます。

神田とカレーの話に花を咲かせながら進んでいくと、どーんと大きな看板が目印の2015年のグランプリでも話題になった「上等カレー」が見えてきます。
ここはもう飯田橋駅のすぐそば。確かに街の境界を意識することなく、たどり着けてしまう距離です。

神保町から飯田橋エリアまでのカレー店を巡る街歩きもこれにて終了です。
時間にして約30分。ほどよい運動になるのでカレーのはしごにもぴったりかもしれません。

「カレー店を見ながらあるくと、街の景色が違って見えますね」と言いながら、最後に写真をパチリ。

神田とカレー。お馴染みの関係になっている2つですが、カレーの奥深いカルチャーと街の歴史が絶妙に絡み合っていることが見えた今回のトーク。
神田が持つ自由でさまざまな文化を包みこむ魅力に惹かれ、それぞれのカレーを追求するお店が集い、街もカレーも愛するファンが通うのは自然なことかもしれません。
集まる人をまるっと受け入れて引き込んでしまう街をカレーと一緒に探究してみませんか。

Text: Satori Fujiko
Photo: Yuka IKENOYA(YUKAI)
Edit: Akane Hayashi(BAUM)

Title Design: Kosuke Sakakibara(BAUM)

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