なんだかんだ2って結局なんだった?|
#3 クリエイティブディレクターに聞く。これからのなんだかんだ

2023年11月3日。
神田錦町にて、路上実験イベント「なんだかんだ2」が開催されました。
第一回目を春先に開催してから半年足らず。
前回の手応えと反省を活かして、
パワーアップした第二回目となりました。

路上に畳を敷き詰めて、
さまざまなものごとに出会うそのイベントは
どのようにできて、どんな場所を
目指していたのでしょうか。
なんだかんだ2って、結局なんだった?
その疑問に、オープンカンダ編集部が迫ります。

INDEX
#1協力と許可と仲間と資金と
#2 盛りだくさんすぎる演目。みんな何やってた?
#3 クリエイティブディレクターに聞く。これからのなんだかんだ

#1はこちら
#2-1はこちら
#2-2はこちら

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#3
クリエイティブディレクターに聞く。
これからのなんだかんだ

大盛況で一日限りの幕を閉じたなんだかんだ2。たくさんの方が楽しむ様子が見られましたが、立ち上げた方々はどういった想いでこの日に臨み、何を感じたのでしょうか。クリエイティブディレクターの池田晶紀さんに、開催を終えてのお話を伺ってみました。

——ここまでレポートしてきましたが、なんだかんだとは何なのか、わかったようで掴みきれていない気がしています…。この企画にはどういった想いがあるのでしょうか?

池田 2023年の3月にあたらしい街の縁日として「なんだかんだ」をはじめて開催して、自分たちが何をやっていきたいか、何をしてくべきかうっすらと見えてきたんです。
毎回テーマを設けているんですが、一回目は「なんだかんだと、かんだはあたらしい」で、二回目は「なんだかんだと、かんだはやさしい」としました。ここで言う「やさしい」をもっとわかりやすく置き換えると、「日常や生活の中に役に立ったり、楽になったりする」みたいなことなんですね。

——ステートメントでも、『「これ、すごくいいからためしてほしいな」と、オススメ心でいっぱいの人 が集いました。』と書かれていますが、「すごくいいからためしてほしい」ことが「日常や生活のどこかに役に立つ」ことだったんですね。

池田 そうだね。「日常や生活のどこかに役に立つ」ということを例えにすると、お腹を壊した時に、通常は下痢止めをすぐ薬に飲むけど、腹巻きがいいよと勧められてなんとなく温め続けてたら調子が良くなっていくみたいな、じわじわ効いてくることもありますよね。 
そういう不確実的だけどいいものを受け入れていこうというのが、なんだかんだなんです。

——なるほど。

池田 これはジャンルやカテゴリー的なことでもないし、言葉もないことに取り組んでるんです。例えば音楽の世界でも、ジャズだのロックだのパンクだのというジャンルは後で言葉をつくったわけで、でもそれ自体は言葉になる前から存在していて、みんなが励まされたりしてきたカルチャーですよね。なんだかんだも、なんて言ったらいいのかまだわからないジャンルで、まずはあだ名程度のネーミングとして捉えて「なんだかんだと、効いてきた!」という感覚が共感になっていければと考えているんです。

——なんだかんだは、不確実だったり端的に言葉にできなかったり、一見ではわからないことがポイントになるんですね。

池田 ポイントは、なんだかわからないことに気づくこと。もしかしたら、そこが一番重要なのかもしれませんね。なので、その問いのようなモノが出てきて、場に置いていく時間。だから、まずは解決することが目的ではく、じわじわと効いてくることができればいいんです。「これってなんなのか?を一緒になって考えてみよう!」というのがやりたいこと。結果それが、カルチャーイベントやアートフェスでも、地域交流のための街の縁日でも、福祉や防災の課題について取り組んだ実験でもどんなカタチであれ、その問いであり、ふわっと浮かんだ何かに気がつくことが大事なんだと思います。

——確かに演目をひとつひとつ見ていくとさまざまですもんね。第一・二回とも福祉施設や団体の出店が特に多くいらっしゃいましたが、その点も何か想いがあったのでしょうか?

池田 福祉というと、言葉の印象として制度や機関のことをイメージされることが多いのですが、本来の福祉の役割は「助けを求めている人の手助けをする」ということだと思うんですよね。だからそういった本来の役割に気づける出会いの場をみんなでつくりたかったんです。つまり、ここでやっていく「なんだかんだ」というのは、あたらしく生きる道しるべになれるようなモノであってほしいんです。そこで、うなずいてくれたり、「いいんですよ〜、どうぞどうぞ〜」といいながら、声を出して一緒に考えたりして、その場を動かしながらつくるやり方で、いろんな人が居られる場の力を定着させたいなと思います。

——二回目の開催でもリピートでいらしてくださった方がいましたね。

池田 嬉しいですよね。でも年一回だと広くは定着していかないから、いっぱいやらないとダメだなってわかったんですよ。なので、2024年はなんだかんだをたくさんやることにしました。路上実験イベントは引き続き年に数回として、もう少しコンパクトにテーマを絞ってやろうと思っていて、もうすでに10個ぐらい企画を考えてますよ。

——多! 年一度の路上実験イベントから急展開ですね、楽しみです。

池田 まずは3月に4つの企画を開催予定です。2024年から、「なんだかんだはたくさんやります!」いい時間といい出会いの場に、お越しいただけるようお待ちしています。

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あたらしい神田の縁日を目指す「なんだかんだ」はまだまだ立ち上がったばかり。実際の場を見て、池田さんのお話も伺い、これからもさまざまな形を模索しながら進化していく予感がしました。
この記事を読んでなんだかんだを体験してみると、何だったか?がよりわかってくるかもしれません。
2024年はたくさんの機会をもって突き進んでいく「なんだかんだ」。今後の展開も追っていきたいと思います。

Text/Edit/Illustration: Akane Hayashi

なんだかんだ2って結局なんだった?|
#2 盛りだくさんすぎる演目。みんな何やってた?❷

2023年11月3日。
神田錦町にて、路上実験イベント「なんだかんだ2」が開催されました。
第一回目を春先に開催してから半年足らず。
前回の手応えと反省を活かして、
パワーアップした第二回目となりました。

路上に畳を敷き詰めて、
さまざまなものごとに出会うそのイベントは
どのようにできて、どんな場所を
目指していたのでしょうか。
なんだかんだ2って、結局なんだった?
その疑問に、オープンカンダ編集部が迫ります。

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#1協力と許可と仲間と資金と
#2 盛りだくさんすぎる演目。みんな何やってた?
#3 クリエイティブディレクターに聞く。これからのなんだかんだ

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#2
盛りだくさんすぎる演目。みんな何やってた?

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●ドローイングに麻雀、書道に茶道。
好きに過ごせるあれやこれ

他にも畳の上には一風変わったワークショップが大集合。
建物の壁や道のでこぼこなどのテクスチャーを採集し、神田の街からできた自分だけの平面作品を制作する「へいめん探索隊」や、いずれ廃棄されてしまう画材がずらりと並び、画材を物色したり自由に創作を楽しむ「巡り堂」など、つい没頭してしまうような時間が流れます。

へいめん探索隊 with シブヤフォント
写真中央の方がワークショプを手がける、
シブヤフォントのライラ・カセムさん
画材循環プロジェクト「巡り堂」
色とりどりの画材を囲んで、
おしゃべりに華が咲いていました。

その他には、ひらがなが印字された麻雀牌で新しい言葉を考えたり、文章を作って遊ぶ「あそことば」、畳の上で「おちつけ」と筆で書くだけなのに不思議と心安らぐ「おちつけ書道会」、本格的な茶の湯の世界を体験できる「露天風炉2」、脳と身体の可能性を広げる「パフォーマンス医学」など、あらゆるものが展開されます。

一見なんだろうこれ?というような一癖あるものばかりですが、気になってやってみるとそれぞれの世界に引き込まれていく人たちが続出。新しい出会いにあふれた空間になっていました。

ひらがなが印字された麻雀牌で
言葉と戯れる岩沢兄弟の「あそことば」
ルールはなく、誰でも自由に
一緒に楽しめるふしぎなマシーン!
前回も大人気だったTOBICHI東京「おちつけ書道会」
おちつけに向き合う時間ってきっと大事。
TOBICHI東京は他にも、
「われてもさみしくないヨーヨー」を出店。
うっかり割ってしまったりしぼんでしまっても、
中からちいさなくまのチャームがこんにちは。
茶道教室「露天風炉2」
茶道裏千家の専任講師・石澤宗彰さんが抹茶をふるまい
畳2枚のスペースがすっかり茶室に見えてきます。
Dr.二重作拓也さんの「パフォーマンス医学」
自分をアップデートする
脳と身体の使い方を教えてもらうと、
あっという間に参加者たちの
新たなパワーが引き出されていく…!

●いろんなこだわりに触れるお店たち

少し変わった新しい体験にあふれる中、お店たちも多種多様です。
ピザ、コッペパン、ビール、コーヒー、駄菓子など大人も子どもも嬉しいラインナップが集まります。製造や味に手間や時間がかかっていたりと、それぞれのこだわりが光り、どれも大人気でした。

ご近所の神田錦町1丁目にある
「ソーシャルグッドロースターズ」は、
障がいのあるバリスタや焙煎士が活躍する
ロースタリーカフェ併設の福祉施設。
手間と時間をかけて丁寧に作られたコーヒーは絶品!
中野区方南町を拠点に、障がいのある醸造士が活躍する
クラフトビール醸造所の
「方南ローカルグッドブリュワーズ」
この日は11月にしては暖かく(写真の方も半袖!)、
ビールののどごしがたまらない日でした。
多機能型就労支援事業所ひまわりの
「なんだかんだピザ屋さん」
錦三縁日で好評だった窯焼きピザはここでも大人気。
世田谷区にある発達障害者就労支援センター ゆに(UNI)の
「コッペパンサンド屋さん」
スモークサーモン&クリームチーズや海老&アボカドなど、
手の込んだ豊富なラインナップであっという間に完売!
静岡県掛川市から神田にはるばるやってきてくれた
駄菓子屋「横さんち」
静岡の実店舗では、
障がいのある方がいきいきと働く駄菓子屋さんです。
たくさんの駄菓子を前に子ども達が集まり、
普段のお店の様子が感じられました。
神田ポートビル2階では、
ほぼ日のなんだかんだパン屋さんが出店。
ほぼ日さんセレクトのとびきりおいしいパンが並び
どれもすぐに売り切れに!
ワインストア&スタンドPeròの
ソムリエ・熊本千絵さんがセレクトしてくれた
ナチュラルワインを楽しめる「響くワイン」
ワインにまつわるエピソードのお話とともにいただくと、
味と香りが心に響く!
日が暮れてからは伝統茶「tabel」の
薬草調合師・新田理恵さんによる薬草茶shopが出店。
一人ひとりに合わせたブレンドティーを
淹れてもらうことができ、
薬草茶の深い世界が味わえました。

●遊んでも遊んでも、まだ遊べる

たくさん楽しんで、食べて飲んだ後も、まだまだいられるなんだかんだ。ゆるく時間を過ごせる空間がありました。

何をするか迷ったら「なんだかんだガイドさん」へ
共立女子大学 建築・デザイン学科 藤本ゼミの
学生たちがイベントをご案内。
全国各地をとびまわり、
どんなところにもあそび場を作り出してしまう
「移動式あそび場」
畳いっぱいに広げられた遊具の数々に、
子ども達の遊びが止まらない。
熱せられたサウナストーンに、
柄杓で水を注いで水蒸気を発生させるロウリュを
誰でも楽しめる競技にした「ロウリュ投げ大会」
2m先の桶に向かって放った水の量を競うだけ。
シンプルだけど癖になるトリッキーさ。
株式会社アルバンさんのご協力のもと、
なんだかんだの会場の一角が雀荘へと様変わり。
家族で麻雀したり、麻雀牌をきれいに並べたり、
遊び方はいろいろ。
神田ポートビルの地下にあるサウナラボは、
なんとこの日は時間制限なしで1,000円で利用可能に!
一旦ととのってから、遊び直すことだってできる。

●日が暮れたって、まだまだのびのび過ごせちゃう

日が暮れても、提灯の灯りが引き続きあたりを楽しく照らします。
暗くなった時間にぴったりの寝たままできるヨガの体験や突如ランウェイが出現してファッションショーが行われたり、畳を使ったパフォーマンスやDJなど、自由に場をつくり替えてさまざまなことが起きていきました。

TOTONOLによる寝たままでできるヨガ体験。
リラックスした参加者を眺めながら、
レクチャーの声を聞いているだけで心地よい。
畳の間にランウェイができたと思ったら、
ムサビ津村ゼミナール有志による
「fashion show “KIDS”」がスタート。
あたりの空気をガラリと変える世界観に全員釘付け。
パフォーマーの加藤紗希さんと
建築家の藤本信行さんによる
「なんだかふしぎな出会い」
みんなで畳を建てて、不思議な空間に誘われていきます。
シークレットゲストで坂本美雨さんがアカペラを披露!
昼間にダンススル会で盛り上げてくれた
篠崎芽美さんたちの踊りも即興で加わり、
息を呑むようなひと時に。
やついいちろうさんの寝っころがりDJ
軽快なトークと絶妙な選曲でフロアを湧かし
寝っころがりどころか総立ちになって、
外にまで飛び出す勢いの盛り上がり!

最後は神田といえばお馴染みの木遣で締め!
記念に集合写真を撮ってお開きとなりました。

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一見どういうこと?と戸惑いつつも、
巻き込まれてみるとさまざまな発見に出会えた
なんだかんだ2。
なんでもありのカオスなようで、
身を委ねてみたくなる安心感がありました。
この絶妙なバランスは
いかにしてできたのでしょうか?

次の記事では、クリエイティブディレクターの池田さんにお話を伺いました。

#3へ続く

Text/Edit: Akane Hayashi
Photo: Masanori Ikeda(YUKAI),
Yuka Ikenoya(YUKAI),
Mariko Hamano

なんだかんだ2って結局なんだった?|
#2 盛りだくさんすぎる演目。みんな何やってた?❶

2023年11月3日。
神田錦町にて、路上実験イベント「なんだかんだ2」が開催されました。
第一回目を春先に開催してから半年足らず。
前回の手応えと反省を活かして、
パワーアップした第二回目となりました。

路上に畳を敷き詰めて、
さまざまなものごとに出会うそのイベントは
どのようにできて、どんな場所を
目指していたのでしょうか。
なんだかんだ2って、結局なんだった?
その疑問に、オープンカンダ編集部が迫ります。

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#1協力と許可と仲間と資金と
#2 盛りだくさんすぎる演目。みんな何やってた?
#3 クリエイティブディレクターに聞く。これからのなんだかんだ

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#2
盛りだくさんすぎる演目。みんな何やってた?❶

いよいよ迎えたなんだかんだ2当日は、常にいろいろなことが起きていましたが、まとまりがないということはなく、同じ畳の上でそれぞれに過ごしていても不思議と居心地の良さがありました。

クリエイティブディレクターの池田さんは、なんだかんだ2の開催に向けた想いを以下のようにステートメントに込めています。

「すごくいいからためしてほしい」というオススメ心で集まった方々は、ダンス、演劇、ヨガ、駄菓子屋など多種多様。みなさんここに集まる人たちとの関わりを楽しみにしていて、自分たちが持ってきたものを一緒に楽しもうとしている方ばかり。安心してその場に巻き込まれてしまえる感覚がそこにはありました。

実際にどんなことが繰り広げられていたのか、いくつかご紹介していきましょう。

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困っている人を助けながら車いす体験!
「車いす夢のデリバリー」

車いす体験スタンプラリー「車いす夢のデリバリー」は、参加者がZKNEats(ズキン・イーツ)の新人配達員となって、車いすに乗って人助けをしながらデリバリーのミッションに取り組みます。
いざ街に繰り出すと、困っている人たちがそこかしこに…。お腹を空かせた河童、寒さに耐えるストリートミュージシャンなどトリッキーな困りごととの出会いを楽しみながら、どんどん人助けをしていきます。

さまざまなミッションがありますが、「困っている人に声をかける」ということがこのスタンプラリーの大きなポイント。困っているみたいだけどどうしたんだろう?何か助けが必要?自分にできることはある?など様子を伺いながら、勇気を出して声をかけて助けになる、という体験を重ねていきます。
車いすを体験するだけではなく、困っている人にどう歩み寄ればいいのか知ることは、何よりの一歩になりそうです。「車いす夢のデリバリー」は、たくさんの人助けを通して誰かの役に立つことを楽しく考えさせてくれる体験でした。

●自分を解放して何にでもなれる、ダンススル会!!

ダンサーの篠崎芽美さんと自由に楽しくダンスをするワークショップでは、篠崎さんに誘われるように、子どもから大人までダンスの輪が広がっていき、一緒におもしろダンスをしていきます。
カニになったり石ころになったり太陽になったり…創造力と体の動きを最大に発揮して、自分をどんどん解放していく様子が圧巻でした!

●シェイクスピアの世界に巻き込まれる

続いて演劇プロデュースカンパニーのカクシンハンが「ロミオとジュリエット」を披露し、あたりがシェイクスピアの世界へと一変!神田ポートビルの窓と路上を使って、畳でくつろいでいる人の間をロミオが悶えて歩き回ったり、ジュリエットの悩める声がその場の人たちを引き込んでいきます。

台詞が書かれた色紙を一枚一枚放っていくパフォーマンスには、子どもたちも釘付け。席に座ってステージをじっと観る演劇とは異なり、いまいるところがじわじわと物語に巻き込まれていくという、街での演劇の楽しみ方がありました。

●どんな場所でもリラックスに誘う、青空ウィスキング

演劇やダンスで盛り上がる畳とは別の一角では、なにやら瞑想をしている集団が。サウナで行われるリラクゼーショントリートメント「ウィスキング」の体験が行われており、シラカバなどの枝葉を束ねたウィスクを用いて、植物の香りや音とともに癒しのひと時を過ごします。
通常はサウナ室の中で行うものですが、街中で体験すると開放感もひとしお。どんな場所でもリラックスさせてしまうウィスキングの力が垣間見えました。

●第一回神田ポート「パン食い競走」

なんだかんだ2の中でも、独特な盛り上がりを見せたのが「パン食い競走」。
吊り下げられたパンをいかに早く食べられるかタイムを競いつつ、パンを狙う表情の芸術点が評価されます。芸術点をコメントするのは精神科医の星野概念さん。星野さんは、「メンタルヘルススーパー銭湯」というワークショップを神田ポートビルで定期開催しています。

普段のワークショップでは、サウナに入って緊張をほぐしてから畳の上でさまざまな人と対話をしていきますが、今回はパン食い競走というなんとも気の抜けた企画で知らない人同士が集まるこの場を緩くほぐします。出場者も知らない人だけど、人目を気にせずパンに食いつく様子を見ていると自然と応援したくなり、楽しくあたたかな空気に包まれました。

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かなりご紹介してきましたが、まだ全体の1/4程度。
まだまだある、とっておきの演目たちを全部ご紹介します。

#2-2へ続く

Text/Edit/Manga: Akane Hayashi
Photo: Masanori Ikeda(YUKAI),
Yuka Ikenoya(YUKAI),
Mariko Hamano

なんだかんだ2って結局なんだった?|
#1 協力と許可と仲間と資金と

2023年11月3日。
神田錦町にて、路上実験イベント「なんだかんだ2」が開催されました。
第一回目を春先に開催してから半年足らず。
前回の手応えと反省を活かして、
パワーアップした第二回目となりました。

路上に畳を敷き詰めて、さまざまなものごとに出会うそのイベントは
どのようにできて、どんな場所を目指していたのでしょうか。
なんだかんだ2って、結局なんだった?
その疑問に、オープンカンダ編集部が迫ります。

INDEX
#1協力と許可と仲間と資金と
#2 盛りだくさんすぎる演目。みんな何やってた?
#3 クリエイティブディレクターに聞く。これからのなんだかんだ

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プロローグ

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#1
協力と許可と仲間と資金と

神田での路上実験イベントとして立ち上がった「なんだかんだ」。前例がなく、規模の大きい取り組みゆえ、実現はまさに修羅の道でした。
その中で必要となったのが、公共の場で新しい取り組みを始めるにあたって不可欠となる「協力」と「許可」、そして取り組みをより良いものにするためにあると嬉しい「仲間」と「資金」です。

なんだかんだもこれらを地道に集めることで開催にまで至ったわけですが、その裏側を知るのは運営メンバーのごく一部だけ。けれど、こうした取り組みをもっと広く参考してもらえれば更なる街の活用につながるかもしれません。
そう思い立って、なんだかんだ2の開催に先駆けて、開催までの過程を事細かに明らかにしてしまう「なんだかんだプロセス展 ~どのようにして実現できたの?〜」を実施しました。
展示の様子とともに、開催までの過程をご紹介します。

前身となる路上活用の取り組みからはじまりつつ、千代田区による実証実験の公募への落選という苦難の背景があったなんだかんだ。

その後、神田プレイスメイキング実行委員会を発足して体制を整え、実現に向けた千代田区とのすり合わせを重ねていきます。道路という公共空間を使用するとなると、千代田区だけでなく警察や町会などの協力も必要になり、各関係機関への許可申請のプロセスまでつまびらかに大公開。
展示には許可申請書の原本まである驚き!

さらにクラウドファンディングの実施や開催後の来場者アンケート、今後の運営体制など、継続的に続けるための仕組みも明らかにしました。

この街の課題は何か、これをやると誰が嬉しいのか、道路占有よる問題はないか。ひとつひとつ向き合って資料にまとめて各所に説明し、課題点をクリアにしていく。
地道なことですが、膨大な資料はそれらに費やされた時間や労力、さまざまな協力があったことを雄弁に物語っていました。こうしたプロセスを明らかにする展示は今後も路上実験イベントに合わせて継続していく予定です。

そんな流れを経て開催することとなったなんだかんだ2。実際にどんな空間になったのでしょうか。

#2に続く

Text/Edit/Manga: Akane Hayashi
Photo: Yuka Ikenoya(YUKAI)

神田いらっしゃい百景|廣瀬與兵衛商店

神田の街を歩くと次々に目に飛び込んでくるお店たち。色とりどりの看板や貼り紙は、街ゆくすべての人に向けて「いらっしゃい」と声をかけているようで、街の人の気風を感じることができるでしょう。

神田いらっしゃい百景は、街に溢れる「いらっしゃい」な風景をご紹介します。

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廣瀬與兵衛商店
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-17 廣瀬ビル1F
アクセス:
地下鉄竹橋駅 3b出口より徒歩5分
地下鉄神保町駅 A9出口より徒歩5分

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訪問者 林亜華音
オープンカンダ編集スタッフ。
いろいろと落ち着いたら
炭火できりたんぽを焼く暮らしがしたい。

フォトグラファー 池ノ谷侑花
オープンカンダ撮影スタッフ。
とりあえず炭持ってきたよー!と言いながら現れる、
焚き火が趣味な友人がいる。

神田いらっしゃい百景|学士会館

神田の街を歩くと次々に目に飛び込んでくるお店たち。色とりどりの看板や貼り紙は、街ゆくすべての人に向けて「いらっしゃい」と声をかけているようで、街の人の気風を感じることができるでしょう。

神田いらっしゃい百景は、街に溢れる「いらっしゃい」な風景をご紹介します。

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学士会館
〒101-8459 東京都千代田区神田錦町3-28
アクセス:
地下鉄神保町駅 A9出口より徒歩1分
地下鉄竹橋駅 3a出口より徒歩5分
JR御茶ノ水駅 御茶ノ水橋口より徒歩15分

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訪問者 林亜華音
オープンカンダ編集スタッフ。
学士会館の扉の「引」の文字がかわいくて
キーホルダーにしてほしいです。

フォトグラファー 池ノ谷侑花
オープンカンダ撮影スタッフ。
推しが学士会館で撮影していたことがあり
行くたびにハッピーな気持ちに!

この街に神田ポートビルができるまで

2021年春、神田錦町にあらたに誕生した「神田ポートビル」。
旅の出発点であり、嵐の日には避難する場所ともなる「港」のように、
たくさんの人々に思い思い自由に活用してほしい、そんな思いが込められています。
そんな街にあらたな風景ができるまでの、小さなはじまりのドキュメントです。

▶︎神田ポートビルWEBサイト

①きっかけ編
人とまちを目覚めさせる。どこにもないサウナがやってきた

「この街にサウナが必要だ!」と立ち上がった神田ポートビル。
そんな前代未聞のプロジェクトを支えたのもサウナでした。

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②たてもの編
グレーター神田の中央に座す、ここに集まってできること

サウナ、写真館、学校。機能はまったく異なるそれぞれが
神田の同じ建物に集まることでどんなことができるのでしょうか。

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③クリエイティブ編
名前とロゴから見る、神田ポートビルってこんな場所と

この街の新たな風景となり、神田ポートビルの目指す先を射すように。
思考が詰まったネーミングとロゴのお話。

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